大内氏全盛期の大内文化を伝える寺院で、全国に現存する五重塔のうちで10番目に古いんだ。日本三名塔の一つで、室町中期の最も秀でた建造物と評されてるんだって。そんな瑠璃光寺五重塔は山口市民の誇りだよ。梅や桜、冬は白い雪が積もった姿もとっても似合うんだよね。さすが国宝!という雰囲気だよ。一の重、二の重…なんだかお腹がすいてきちゃったなあ!
大正 15年に国の史跡・名勝に指定されてるんだ。今から約500年前、妙喜寺の時代に、大内政弘が別荘として画僧雪舟に築庭させたものと伝えられ、庭園は本堂の北面にあって、約30アール(約900坪)の広〜い内庭、東、西、北の三方が山林となってるよ。庭園には 3つの重要な視点が置かれていて、それぞれの視点からの三景は趣を異にしているんだ。だからゆっくりと巡ってみるのがオススメだよ。きっと変化に富んだ景観を観ることができるから!
江戸への参勤交代での御成道として開かれた萩往還。日本海側の萩と瀬戸内海側の三田尻港をほぼ直線で結び、全長はおよそ53km!幕末には維新の志士も往来した歴史街道だよ。 国史跡に指定され、観光客にも「一度は歩いてみたい道」として選ばれる石畳の道は、タイムトリップできそうな空間なんだ。激動の時代を駆け抜けた志士たちへの思いがあふれるね。
山口県政資料館(旧県庁舎及び県会議事堂)は、大正2年に起工、大正5年に完成したんだ。西洋の近代的な建築様式と伝統的な和様式が融合した大正建築の粋を集めた貴重な建築物として昭和59年には国の重要文化財に指定されたんだ。とってもレトロで上品な雰囲気だよ。
国の伝統的工芸品に指定されている山口の漆工芸・大内塗。その優雅な絵模様が特徴なんだ。山口ふるさと伝承総合センターは、山口の伝統文化に触れられるスポットで、大内塗の箸づくり体験ができるよ。世界に一つのお箸は、お土産や旅の記念にピッタリだよね。ここら辺は歴史の雰囲気が残る街並みなので、お散歩するのもオススメだよ。
室町時代、24代大内弘世は京に憧れを抱いていて、京の都に模して街づくりを行ったんだって。この一の坂川は京都でいう鴨川に見たてられた川なんだけど、数百年経った今でも趣があって美しいよ。日本人の心はずっと変わらないんだね。あ、僕にもわかるってことは世界でも通用する美しさかな!?春には桜、初夏には国指定である天然記念物のゲンジボタルを観ることができるよ!
山口サビエル記念聖堂は、サビエルが山口を訪れてから400年を記念して、昭和27年に建てられたんだ。内部にはとっても美しいステンドグラスがあった素敵な建物だったんだけど、平成3年9月5日に火災で焼失してしまったんだ。再建に向け募金活動なども行われ、平成10年、白亜に輝く近代的でオシャレな記念聖堂が完成したんだよ!僕はどっちも好きだな〜。
昭和54年に開館した県立美術館は、山口だけでなく県外からもわざわざ足を運ばれる方が多いんだよ。都会では行列&大混雑しちゃう展覧会も、ここなら空いていてゆっくり鑑賞できたりするからね!鑑賞後は、ミュージアムショップでお買い物したり、オシャレなカフェでゆっくりした時間を楽しんでほしいな。
波のような形のちょっと個性的でオシャレな外観が目をひくよね。ここは展示空間のほか、図書館、映画館、ワークショップ・スペース、レストランなどを併設した複合施設、通称YCAM(ワイカム)。ここでしか観ることができない、なかなか粋な名作映画やダンスや演劇を鑑賞できるんだ!前方にある中央公園もとっても開放的!地元の方もたくさん遊びに来る憩いの場所だよ。
中原中也のふるさと山口市、中也の生家は湯田温泉に広い敷地をもつ大きな医院でしたが、昭和47年の火事で茶室と蔵を残して焼失しました。記念館はその生家跡の一部に建てられており、中也の遺稿や遺品を中心に、貴重な資料が公開されています。
湯田温泉を満喫したいけど時間がない!という方には絶対オススメ。「観る」「食べる」「買う」がココで全部完結しちゃうんだ。カフェで地酒や外郎などが味わえるほか、特色のある3つの足湯(有料)で旅の疲れを癒せるよ。最旬の湯田温泉情報が得られるので、じっくり楽しみたいという方もまず立ち寄ってみてね!
JR湯田温泉駅にドーーーン!!とそびえ立つ白い狐。その正体は…その昔、ケガをした白い狐が温泉で傷を癒していたという伝説があるんだ。湯田温泉は山口県を代表する防長四湯のひとつ。アルカリ性単純温泉で、肌によく馴染むやわらかい湯が特徴だよ。さらに湯量が豊富で、1日になんと2,000トンもの天然温泉が湧き出るんだって。ちょっと見当つかないよね。あと、おそらくキツネは入ってこないから安心してゆっくり浸かって行ってね!
JR新山口駅の南北自由通路内に作られた垂直の庭園。世界的に有名な植物学者であり芸術家の Patrick Blanc(パトリック・ブラン)さんが監修した、自然を使ったアート作品だよ。彼は建物の壁に植物を植える「垂直庭園」の先駆者なんだ。ここに使われた約150種の植物は、すべて山口市で採取されたものなんだって。毎日の通勤や通学途中に、日々生長していく植物たちをみんなが見守ってるんだよ。
山口市の鋳銭司地区は、平安時代から約200年にわたって貨幣の鋳造が行われた周防鋳銭司跡があるんだ。明治維新の先覚者、大村益次郎の出身地でもあるんだよ。ココでは、周防鋳銭司跡から出土した遺物や様々な日本の貨幣、大村益次郎の資料などが展示されてるよ。彼の人柄や維新前夜の出来事なども知ることができるよ〜。個人的に思うんだけど…キャラクター化された大村益次郎、コレちょっとやりすぎじゃない?!ww
周防大橋(すおうおおはし)は阿知須と秋穂を結ぶ全長1040mの橋。すう〜っと伸びた美しいデザインで、日本名橋百選の一つにも選ばれてるんだ。晴れの日は空の青と橋の白がなんとも爽やか!夕焼けの時間帯もロマンチックだよ〜。風の強い時の走行は特に運転に気をつけてね!近くには藤尾山公園があるから、ドライブの休憩やお子さんと遊ぶのにちょうどいいね!
一年中を通して美しい風景をみることができるよ!一番賑わうのは秋の紅葉の頃だね。5Km以上ある遊歩道があって美しい渓谷をゆっくりと散策できるんだ。夏には阿武川で鮎が捕れるよ。入口にある長門峡道の駅「くんくのだいち」では、阿東エリアの特産品や、憧れのあとう和牛が手に入るスポットだよ!林さんのチェーンソーアート作品もたっくさんあるよ。向かいのJR長門峡駅も粋な看板が残ってるから訪れてみて。「うゃきんもうゃち」??僕は初めて見たとき、ゼンゼンワカラナ〜イってなったなあ。
力強く走る、それでいて優美な姿は、子どもたちだけでなくカメラマンたちにも大人気だよね!貴婦人の愛称で親しまれるC571号機が、新山口駅から山陰の小京都、津和野駅までの道のり62.9kmを約2時間かけて走るよ。客室は2017年にリニューアルされたんだけど、SL全盛期に活躍した旧型客車を復刻しているからレトロな雰囲気が満喫できるよ!さらに運転シミュレーターや投炭ゲームの体験コーナーなど、もっとSLを楽しめる機能もあるんだって。う〜ん、時代っスね〜。
大自然を満喫したい時はやっぱり阿東エリアにおまかせ!「船平つつじ山」とよばれるくらい、5月中旬のシーズンには全山が赤や白のツツジの花で埋め尽くされるんだよ!7月上旬~下旬にかけては夕菅(ゆうすげ)という、ユリに似た黄色い花の群生地になるんだ。山頂まで登山道があるので、ちょっと気軽に山登りという方や、家族連れのピクニックも楽しめるよ。